大人になっても心惹かれる絵本

女の子なら一度は読みたい絵本、にしまきかやこさんの「わたしのワンピース」という絵本がとても素敵なんです。物語の冒頭では、うさぎさんが空から降ってきた白いきれで、ワンピースをミシンでカタカタと縫うところから始まります。そして、そのワンピースを着てお出掛けすると、あら不思議!お出掛けする先々の風景にワンピースが染まっていくんです。お花畑に行けば花柄のワンピースに、雨が降るとしずくの水玉模様に、稲穂のくさのみ模様、さらには鳥の模様になって空まで飛んで、虹の模様にもなっちゃいます。ページをめくるたびに、ワンピースの模様がくるくると変わっていくのでワクワクします。元々は雑貨好きの母の好みで選ばれた絵本でしたが、着せかえが大好きだった小さい頃の私にはもう夢のようなワンピースで、とても憧れたことを覚えています。絵もとても可愛いんです。色使いも素敵で、お気に入りのページを開いたままにして飾っておきたいほどです。シンプルでカラフルで、ワンピースなんて三角形ですから、よくマネして絵を描いていました。作中に何度も出てくる、「ラララン、ロロロン」という鼻歌みたいなフレーズの響きが面白くて、今で言う「ゆるい」雰囲気も大好きで印象に残っています。たまたま本屋さんの絵本コーナーで久しぶりに読んでトキメキました!友だちの子どもにあげるものを探していたので、コレだ!と思いプレゼントしたところ、昔読んだ!大好きな絵本!と、大人が盛り上がりました。子どもの頃も大好きでしたが、大人になって読んでも心惹かれる絵本です。