世界三大SF作家に名を連ねるアイザック=アシモフの小説。アシモフといえば「我はロボット」など、自身が考案したロボット三原則を基にした作品を多く出していることが有名ですが、こちらも“ロボット”を題材にした話。同じ... 続きを読む
作者別: confluence2014
アフターダークの世界
今回ご紹介するのは村上春樹の小説「アフターダーク」です。結論から申しますとこの小説は響く人響かない人がくっきりはっきり明確にわかれるような気がします。村上春樹ワールドは受け入れられない人もはっきりしていますが、... 続きを読む
風が強く吹いている
日本人であれば誰もが目にしたことのある、お正月の風物詩とも言えるスポーツ『箱根駅伝』。 三浦しをん著『風が強く吹いている』は、そんな箱根駅伝の舞台にたった10人のメンバーで挑み、走ることを通してそれぞれが成長し... 続きを読む
リアル過ぎる世界で「十二国記 東の海神 西の滄海」
本作は、人気シリーズ「十二国記」の三作目です。 ファンタジーな世界観ながら、そこに生きる人々の人生は、相変わらず痛いほどにリアル。 十二国の世界は、中華風ファンタジーとでもいうべきもの。 妖魔や仙人が存在し、生... 続きを読む
幼い少年の運命は……「風の海 迷宮の岸」
本作は、人気の「十二国記」シリーズの二作目です。 今回の主役は、載(たい)国の神獣・泰麟(タイキ)。 彼は日本で生まれ育った、幼い少年。 それが十の年、いきなり次元を超えて、十二国世界に連れていかれます。 彼は... 続きを読む
全ての始まり「月の影 影の海」
本作は、十二国記シリーズの一作目です。 中華風の異世界を舞台にしたファンタジーですが、そこで生きる人々は、ヒリヒリするほどにリアル。 特に前半は辛い展開の連続で、正直読むのがしんどいほど。 でも中盤から最後にか... 続きを読む
作家ソノミの甘くない生活
人気作家である群 ようこ氏の筆による「作家小説」。 本が好きでプロダクションに入ったことがきっかけで、原稿を依頼されるようになり主にエッセイなどを書くようになった作家、ソノミですが、歳を取るにしたがって集中力も... 続きを読む
介護世代もそうでない人も介護が身近になる群ようこの「ついに、来た?」
群ようこさんの介護小説とも言える本書は、「ついに、来た?」というタイトルが象徴的な一冊です。 この本は幻冬舎の文芸誌「GINGER L.(ジンジャーエール)」で連載した8つの短編で構成されていて高齢者とその家族... 続きを読む
満腹亭(アナーキーなレストラン)へようこそ
筒井康隆さんの著作の中で、「食」に関する作品を集めたものです。人間にとって食べる、ということがどういうことであるのか考えさせられる内容にもなっています。 「薬菜飯店」という作品では、本当の薬膳として、食べていく... 続きを読む
知的生産性を高めたい方に、変化の切っ掛けがつかめる一冊としてお勧め。『知的生産ワークアウト』
本書の著者は、ごく普通のサラリーマンとして働いていましたが、25歳の時に転機が訪れ、30万部を超えるベストセラー本を出版することができました。 なぜ普通のサラリーマンがベストセラーを書けたのでしょうか。筆者はこ... 続きを読む