今回は村上春樹さん著の”羊をめぐる冒険”について紹介していきたいと思います。 この本は上下巻ありますので、少しばかり話としては長いのですが、この記事を読んでいただいた方には是非とも一読してみて欲しい本ではありま... 続きを読む
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柴田錬三郎『由井正雪』を読んで
江戸時代の軍学者で、江戸幕府討幕を試みるも失敗し、自害した由井正雪の物語です。 ストーリーテラー柴田錬三郎の手によって実に面白く話が展開しており、一気に読めました。 この乱の失敗は正雪の運命と位置付けられていま... 続きを読む
人生に、上下も勝ち負けもありません
紀元前8世紀頃の中国の思想家である、老子の言葉が分かりやすい言葉で解説されています。 小難しい内容ではなく、面白おかしく、かつ悩んでいる人に寄り添うような内容です。 優劣、勝ち負け、正しい、間違っている、などの... 続きを読む
「スクラップ・アンド・ビルド」を読んで
この物語は28歳で退職して1年足らずの無職の孫と80代の祖父が同居して暮らす様子をユーモラスに描いた作品で、読んでいてニヤニヤするシーンがたくさんありました。 主人公は、宅建から行政書士に目標を変更し、在宅で資... 続きを読む
やさしいJava 活用編 第3版
著者は、「高橋麻奈」です。この本は、やさしいJavaの上級版の本です。 主に、スレッドの使い方、Swingコンポーネントの使い方などの基礎を学ぶことができます。 スレッドは、Runnableインターフェースを実... 続きを読む
「見知らぬ海へ」隆慶一郎
20年以上前に刊行された隆慶一郎作の時代小説です。 戦国時代の末期に水軍の船長(ふなおさ)として生きた向井兵庫正綱の生涯を描いた作品です。 城を抜け出して釣りを楽しんでいる間に城を敵に襲われ、水軍の長であった父... 続きを読む
嗚呼、これぞ純愛!泉鏡花『外科室』のあらすじと感想
『外科室』は、天才作家・泉鏡花が描く純愛ストーリーです。 ある日、伯爵夫人は入院することになった病院にいた「高峰」という医師に一目ぼれし、彼に執刀を依頼します。しかし、これは伯爵夫人が絶対誰にも言えない秘密でし... 続きを読む
「顔のない裸体たち/平野啓一郎 著」を読んで
インターネットの出会い系サイトで知り合った中学の女教師(吉田希美子)と公務員(片原盈)の男がエスカレートしていく話です。 性描写は、やはり男の作家だなと思うところが多分にあります。 しかし、吉田希美子の思春期か... 続きを読む
『明日クビになっても大丈夫!』を読みました。
先日、『明日クビになっても大丈夫!』を読みました。 Webライターのヨッピーさんが書いたビジネス書です。自己啓発系のビジネス書にありがちな、好きなことをして生きよう、今すぐに会社を辞めてしまおう、といった危険な... 続きを読む
「コーチングの技術 上司と部下の人間学」
人に何かを教える時の教え方の技術であるコーチングの本です。 著者の菅原裕子さんは、企業コンサルティングなどをしている人です。 タイトルにあるように、この本は会社で上司の立場にある人間が、部下に対してどのようにす... 続きを読む