羊をめぐる冒険

今回は村上春樹さん著の”羊をめぐる冒険”について紹介していきたいと思います。

この本は上下巻ありますので、少しばかり話としては長いのですが、この記事を読んでいただいた方には是非とも一読してみて欲しい本ではあります。

さて、ざっくりとした紹介にはなるんですがこの本は村上春樹さんの”鼠シリーズ”と呼ばれる三部作の終結作となります。

しかしこの本のすごいところとしましては三部作、といいましたが、この本からよんでも十二分におもしろいところです。

この作品は北海道の”美深町”がモデルではないかと言われています。

しかし、村上春樹さん自身からはモデルの場所の言及はされておらず、それがまたこの本の神秘性を増している1つの要因かと思います。

そして私がこの本で一番感動したのは、行ったこともない土地が頭の中でとても明確に想像できるような村上春樹さんのとても丁寧な自然や人間関係の描写力にあると思います。

北海道の寒さや自然の厳しさ、主人公と周りの人間たちの関係性、そのどれもが鮮やかに、鮮明に、痛々しいほどに想像できるほどに描写されています。

このような描写を上下巻かわらないクオリティで書き続けられる村上春樹さんには脱帽のふた文字しかございません。

みなさま是非とも一読してみてください。