知的生産性を高めたい方に、変化の切っ掛けがつかめる一冊としてお勧め。『知的生産ワークアウト』

本書の著者は、ごく普通のサラリーマンとして働いていましたが、25歳の時に転機が訪れ、30万部を超えるベストセラー本を出版することができました。

なぜ普通のサラリーマンがベストセラーを書けたのでしょうか。筆者はこのように述べています。

『大きなことにチャレンジするだけが、成果を変える方法ではありません。日常的なことに小さな工夫を加え、小さな+αを積み重ねる。このようなアプローチで、結果的に大きな差を生むこともできるのです。(はじめにから)』

本書は著者が知的生産性を高めるために実績してきた73の小さな+αを、写真や図をつかって具体的に説明してあります。例として小さな+αを1つ引用してみます。

『書いた目標は、最低でも週に一度くらいは思い出すような「仕組み」をつくっておくことが大切です。(153ページから)』

目標を思い出す仕組みとして、手帳に書いておく方法が類書でもよく言われています。でも実際は手帳ってあまり見返すことがないんですよね。

著者の方法はひと味違います。目標をパソコンやスマホなどの壁紙に書いておくことを勧めているのです。確かに壁紙なら嫌でも目に触れます。面白いことを考えますね。感心してしまいました。ちょっと試したい気持ちになります。

本書は、知的生産性を高めるちょっと面白い工夫が詰まっています。知的生産性を高めたい方にとって、何か変化の切っ掛けがつかめる一冊になるのではないでしょうか。